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鹿児島国体が開幕=コロナの影響で3年延期され開催

国民体育大会の名称としては最後の大会となったかごしま国体の開会式で入場行進する選手ら=7日、鹿児島・白波スタジアム

特別国民体育大会「燃ゆる感動 かごしま国体」は7日、鹿児島市の白波スタジアムに天皇、皇后両陛下をお迎えして総合開会式が行われた。新型コロナウイルスの影響で3年延期され開催。鹿児島県では1972年開催の太陽国体以来51年ぶり。佐賀県開催の2024年大会から国民スポーツ大会(国スポ)に改称されるため、「国体」の名称としては今年が最後となる

 

 

 

 

 

 

日本スポーツ協会の遠藤利明会長は開会式で「本大会は3年延期して開催された。選手の皆さんはいろいろな思いを胸に参加したと思うが、悔いのないよう頑張ってください」とあいさつし、鹿児島県選手団で重量挙げ男子代表の下原卓朗(明桜館高校教諭)と同陸女子代表の大山藍(鹿児島女子高校)が選手宣誓。
 昨年の栃木国体に続いて開会式に出席した天皇陛下は関係者の努力に敬意を表し、「皆さんと共に出席できることをうれしく思います。コロナ禍からの再生と飛躍を象徴する大会として、実りの多い大会となることを期待します」とあいさつした。
 薩摩日置鉄砲隊の祝砲やブルーインパルスの祝賀飛行も行われた。会期前に実施された水泳などを除く32の正式競技と特別競技の高校野球が行われる。

かごしま国体の開会式で点火された炬火台=7日、鹿児島、白波スタジアム

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