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取材記事
体操成年男子で鹿児島が優勝
鹿児島県の杉野選手のつり輪の演技
鹿児島特別国民体育大会の会期前競技第8日は9月23日、鹿児島県内で行われ、鹿児島市の西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ)での体操競技成年男子決勝は、開催地の鹿児島県が平行棒やあん馬で高得点を獲得し、合計343.760点で2位の岡山県に8.3点の差をつけて優勝した。3位は大阪府。今大会の団体種目では初の優勝。
鹿児島県チームのキャプテン杉野正尭選手(鹿児島県スポーツ協会)は、「2020年の開催予定が延期となり、この大会を運営していただいた鹿児島県の皆さんに感謝しています。優勝を届けることができて本当によかったです。今までの努力が報われたという思いです。魂のこもった演技ができてうれしい。誰かがミスしてもみんなでカバーしようとやってきました。私個人としては来年のパリオリンピックに向けて日本代表に選ばれるよう頑張ります」と感謝の思いを伝え目指す目標を語った。
体操競技は、技の難易度、美しさ、雄大さ、安定性などを基準に得点を競い、男子は、ゆか・あん馬・つり輪、跳馬・平行棒・鉄棒の6種目で、女子は、跳馬・段違い平行棒・平均台、ゆかの4種目で行われる。
体操競技成年男子で優勝した鹿児島県チーム