新体操少年女子は兵庫が３連覇

鹿児島特別国民体育大会の会期前競技第２日は９月１７日、鹿児島県内で行われた。西原商会アリーナ（鹿児島アリーナ）での新体操少年女子は、兵庫が前日の個人に続き、この日の団体でも１位得点をマークし、３連覇を遂げた。

◇００７の曲に乗って鮮やかに演技

 

 

 

 

 

 

 

日ノ本学園高校と兵庫大学附属須磨ノ浦高校の混成チームで臨んだ兵庫。映画「００７」のメインテーマに合わせて、テンポよく鮮やかに演技を展開した。小川千枝監督（日ノ本学園高校）は「このチームにはこの曲が合っていると思い、選びました」と話す。

兵庫県チームの演技②

安田愛花主将（日ノ本学園高校）は「大きなミスはなかったので良かった。前日の個人での点差が２位のチームとあまりなかったので、きょうの団体で頑張ろうと思っていました」と笑顔で話した。

国体に向けて、須磨ノ浦高校の生徒たちが放課後に車で１時間かけて日ノ本学園高校まで通って一緒に練習した。その努力が実った勝利。小川監督は「フープの投げや受けで少し不正確さやばらつきがあったが、大きなミスにはならなかった。何より選手たちが楽しそうに踊っていたのが良かった」と満足そうに話した。