取材記事

競泳成年男子200メートル個人メドレーで千葉の寺門が優勝

◇鹿児島の西小野は決勝に進めず

鹿児島特別国民体育大会の会期前競技第7日は9月22日、鹿児島県内で行われ、鹿児島市内の鴨池公園水泳プールでの競泳成年男子200メートル個人メドレーは、千葉県の寺門弦輝選手(日本大学)が制した。寺門選手は得意のバタフライを生かし、2位の静岡県の松本周也選手に0秒52の差をつけてゴールした。寺門選手は「自分を信じて泳げてよかったです。今年は(国際大会など)いろいろ体験し、今のままでは海外ではまだまだ戦えないことや自分の現在の力が分かり、今後の道しるべも見ることもできた」と冷静に今年の収穫を分析し将来を語った。同種目に出場した鹿児島県の西小野皓大選手(中京大学)は予選で敗退した。同選手は男子200メートル背泳ぎで昨年の全日本学生選手権で優勝しているが、国体には同種目がないため200メートル個人メドレーにエントリーした。今大会の競泳競技には弟の西小野泰志(鹿児島情報高校)、友靖(帖佐中)両選手も出場しており、兄弟3人が同時に地元開催の国体に出場している。

優勝した千葉の寺門選手(中)

スタートで飛び込む寺門選手(左から二人目)

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