第79回国民スポーツ大会の会期前競技は9月14日、滋賀ダイハツアリーナなどで行われ、体操の成年男子団体総合決勝は大阪が6種目合計330.557点で優勝し、2連覇を果たした。滋賀は4位で、男女そろっての入賞となった。

成年男子体操団体総合で優勝した大阪(上段)=14日
橋本大輝ら実力者を擁する千葉は前半の種目で得点が伸びず、後半は跳馬などで追い上げるも一歩及ばず2位に終わった。高校時代以来の国スポへの出場となる橋本は、10月に世界選手権出場を控える中での出場に「成長させてくれた千葉でそろそろ優勝することが大事だと思った」。国際大会の経験が豊富な谷川航も高校以来の国スポで、「応援の雰囲気が楽しかった。1位を取りたい思いがある」と悔しさをあらわにした。(時事)

体操の成年男子団体総合、橋本(千葉)の演技=14日