第78回国民スポーツ大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会第2日は1月28日、nepiaアイスアリーナでフィギュアスケート少年女子ショートプログラム(SP)が行われ、地元の苫小牧市立青翔中3年生の岩本愛子が54・67点で5位につける健闘を見せた。
◇地元開催の緊張の中、「満足の演技」
少年女子の有力選手は高校生が中心ながら、中学生の岩本はひるむことなく挑んだ。両親がスタンドで見守るなど、「知っている人がたくさん応援に駆けつけてくれて、緊張した」そうだが、安定したジャンプを披露。ほぼノーミスで演技を終えると、思わず両手でガッツポーズ。地元開催の国スポという重圧をはねのけての好成績に「満足の演技ができました。90点の出来ですね」と嬉しそう。フリーも期待されるホープ。「緊張すると思いますが、自分のできることを精一杯やるだけ。頑張ります」と意気込みを語った。