第79回国民スポーツ大会の会期前競技は9月13日、滋賀・インフロニア草津アクアティクスセンターなどで行われ、競泳成年女子100メートルバタフライは平井瑞希(神奈川)が56秒70の大会新記録で優勝した。予選で大会新をマークして臨んだ決勝も、後続を寄せ付けない泳ぎでの圧勝。水泳の総合優勝を目指しているというチームに「貢献できてよかった」と喜んだ。しかしタイムは自己ベストに届かず、「自分を乗り越えるまであと一歩。もっと頑張りたい」と先を見据えた。

競泳成年女子100メートルバタフライの表彰式=13日
成年女子200メートル個人メドレーは、今夏の世界選手権の400メートル個人メドレーで銀メダルを獲得した成田実生(東京)が2分10秒71で優勝。中盤で抜け出すとどんどん差を広げ、2位に2秒差をつけての快勝だった。チームは水泳の総合で昨年まで8連覇。今大会について「どうしても代表に入りたかった。9連覇して大会を終えたい」と意気込んだ。(時事)

競泳成年女子200メートル個人メドレーの表彰式=13日