全種別にて、リードとボルタリングが行われます。
スポーツクライミング(リード)
立ちはだかる壁は、高さ12m以上。ビル4階建て相当の高さで頼れるのは、一本のロープと己の四肢のみです。スポーツクライミングのリード部門では、登った高さを競います。頂上に近づくにつれ、壁の傾斜が急になり、ボルダーを追い詰めます。思わず息呑む最終盤、「落ちるかもしれない」という緊張感は、まさに非日常。立ちはだかる壁と、それに挑む若きボルダーたちのスケールは、会場でしか味わえない代物でしょう。
スポーツクライミング(ボルダリング)
ボルダリングにおいて、選手が登る壁は「課題」と呼ばれます。主役である選手たちは、競技開始前に課題をじっくりと観察し、頭の中で攻略方法をイメージします。さて、そんな観察時間、あなたは何をして過ごしますか?手元のスマホを開くのもいいですが、ぜひ選手と一緒に課題を観察してみてください。イメージしてみてください。きっと、そのイメージをはるかに超えた予想外の動きに、あっと驚かされることでしょう。