第78回国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会第2日は22日、山形市のアリオンテック蔵王シャンツェでノーマルヒルスペシャルジャンプ成年男子Bが行われ、北海道の葛西紀明(チーム土屋)が、山形県の内藤智文(公益財団法人山形県スポーツ協会)と4.2ポイントの差で優勝した。3位は、北海道の佐藤幸椰(雪印メグミルク)。成年男子Aは、北海道の佐藤慧一(雪印メグミルク)が制した。
♢「勝ててよかった」―葛西
葛西は「旧国体から2回目の出場で初めての優勝」と笑顔で喜び、「都道府県の代表で勝つことは難しい。2本目は緊張しました」と語った。「この年でまだまだ頑張れることを見せたい」と冬季オリンピック8回出場の51歳のレジェンドは挑戦を続ける。
♢「優勝を狙っていたので悔しい」―内藤
2019年札幌国体の同種目で優勝した内藤は「優勝を狙っていたので悔しい」と話しながらも、「(準優勝して)山形の皆さんが喜んでくれたのはうれしい」と感謝を表した。明日のコンバインド競技にも出場する。