山形国スポが開幕=冬季大会スキー競技
第78回国民スポーツ大会冬季スキー競技会「やまがた雪未来国スポ」は21日、山形市のやまぎん県民ホールで開始式が行われた。山形県での冬季競技の開催は、2014(平成26)年の「やまがた樹氷国体」以来10年ぶり。
山形県出身の日本スポーツ協会の遠藤利明会長は開始式で、「能登半島地震で亡くなられた方々の冥福を祈ります。地元開催に立ち会えて光栄に思う。選手の皆さんはフェアプレー精神の下、存分に力を発揮してください」とあいさつした。
選手代表の宣誓は、山形県代表の青木富美子(真室川レーシングチーム)が行った。青木は冬季オリンピックに3度出場しており、今大会では、クロスカントリー成年女子Bに出場する。
歓迎アトラクションでは、出羽三山神社の羽黒山伏によるほら貝の吹奏や地元歌手による民謡最上川舟唄の独唱などがあった。