国民スポーツ大会「SAGA2024」競技第10日は14日、佐賀県内で行われ、唐津市文化体育館でのバスケットボール成年男子決勝で、三重が秋田を70-65で破り優勝を果たした。
三重は、大会5連覇中の秋田に対して序盤から点差をつけ、試合をリード。しかし、徐々に相手も攻勢を強め、試合終了直前で同点となる接戦になった。最後は三重の笹山陸が3点シュートなどを冷静に決めて勝負あり。笹山は試合後、「歓声の中で自分の気持ちも上がっていたので、うれしかった。何よりチームが勝てたのが良かった」と振り返った。
笹山はこの試合で両チームトップの25点を記録。3点シュートの成功本数も最多で、「自分が得点を取らないといけないと思っていた。それがちゃんと結果に結び付いた」。大車輪の活躍に納得の表情だった。
三重代表は、B3リーグのヴィアティン三重の選手が主体のチーム。笹山は「シーズンは始まったばかり。勝利をファンの皆さんに見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。