取材記事

広島が優勝=ソフトテニス成年男子

「わたSHIGA輝く国スポ2025」第7日は10月4日、滋賀県などで行われ、長浜市民庭球場でのソフトテニス成年男子決勝で広島が宮城を2―0で破り、2年ぶり12度目の優勝を果たした。3位決定戦は福井が滋賀に2―1で勝った。成年女子決勝は京都が福島を2―0で破り、18年ぶり2度目の制覇。3位は山口に2-1で勝った青森。

ソフトテニス成年男子の優勝を決め喜ぶ広島の選手ら=4日、長浜市民庭球場

雨が収まって始まった成年男子決勝。第1ダブルスの上松俊貴・内本隆文組(ともにNTT西日本)は根岸澪紋(日体大)中尾彦斗(中大)組を相手に第1ゲームを先取したが、サーブミスなども出てファイナルゲームにもつれ込む展開に。それでも「雨や風の影響もあって簡単には決まらないイメージは湧いていた。焦らず、次に切り替えられた」(上松)。リードを許した最終第7ゲームも3連続ポイントで追い上げ、勝利を決めるとほっとした表情を見せた。続くシングルスの本倉健太郎はストレート勝ち。国スポ前にチームで複数回行った合宿の成果も実り、初戦敗退に終わった昨年の悔しさを晴らした。

ソフトテニス成年男子決勝で戦う広島の上松俊貴選手=4日、長浜市民庭球場

27歳の上松は、昨年の世界選手権男子シングルスで優勝。4年に1度の大舞台で、同種目における日本選手初の快挙を遂げた。「世界一になると目標を立てて、練習やトレーニングを人一倍やってきた。タイトルを取れたことが自信になった」。優勝後も技術の向上や1年間戦い抜く体づくりにも熱心に取り組む。今年は結婚し、家族ができた。「支えてもらっている人に結果で恩返ししたい」。世界一の選手で居続けるために、惜しまず努力する。(時事)

 

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