
滋賀県高島市の川から琵琶湖へ流れ出る水は、琵琶湖の水の約3分の1を占めています。このことは、近畿約1,400万人の水を支えているまちと言っても過言ではありません。高島市は「自然」と「恵み」があふれるまちです。日本遺産に選定され、湖上の鳥居が印象的な「白鬚神社」。発祥から400年を迎えた「大溝祭り」。ウォーカープラス紅葉ランキングで全国1位に輝いた「メタセコイア並木」。全国の百選に、15カ所が選ばれています。農業、林業、漁業が営まれ、「高島ちぢみ」「高島帆布」を代表する繊維産業が盛んです。近江牛や近江米はもちろん、鮒寿司、日本酒など日本古来の発酵食文化が色濃く残っています。また高島市は歴史と文化のまちでもあります。日本を代表する百貨店「高島屋」の創業家や日本陽明学の祖として名高い「中江藤樹先生」、中国の子女教育に尽力し、桜美林大学を創設した「清水安三先生」も高島市の出身です。