北欧を中心に発展したノルディック種目で、持久力が試される競技。スキーとストックを使って滑走し、スキー板を操るテクニックや雪質に合わせたワックスの選択などの技術も優劣につながる大事な要素となる。
走法には、片足ずつ交互に雪面を踏みつけながら滑走しなければならない「クラシカル」とその制限がなくスケーティングを含めてどんな滑走方法でも構わない「フリー」の2種類がある。
国体では、個人種目はクラシカル走法で、リレー種目はフリー走法で行われる。個人種目では15秒間隔で1人ずつスタートし、それぞれコースを周回して最終タイムで順位が決まる。このため、ゴールした順が必ずしも最終順位ではない。
リレーは全チームが一斉にスタートし、最終走者がゴールを通過した順で順位が決まるので分かりやすい。リレーの引き継ぎは、前走者が後走者の体の一部にタッチする。