19日に行われた少年女子(5キロクラシカル)は、開催権秋田の山田智子(秋田北鷹高)が13分48秒5の好タイムで優勝した。畠山香恋(花輪高)、畔上凛花(秋田北鷹高)が2、3位に入り、秋田県勢が上位を占めた。
◇「秋田の上位独占がうれしい」
力走する山田智子
「成年と比べてもいいタイムだったので、自信がつきました」。山田は成年女子Aの優勝タイム14分16秒2より28秒あまりも速いタイムで優勝できたことに納得の表情を見せた。
先の高校総体では5キロフリーで優勝したが、5キロクラシカルでは2位に甘んじた。「それが悔しかったので、それを晴らそうと思ってレースに臨んだ」という。そして「自分の優勝より秋田の3人で独占できたことがうれしい」と話した。
表彰台で賞状を持つ山田智子
4月からは早大に進学予定。スキー部には尊敬する祖父江凛が3学年上にいる。「中学時代から常にトップの位置を守っている先輩と同じ環境で練習できるので、もっと体力をつけて4年後の五輪を目指したい」と力強く言い切った。