ラグビーの少年男子 決勝で戦う福岡県と大阪府(6日、佐野市・清酒開華スタジアム)
第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」のラグビーの少年男子の決勝戦は6日、栃木県佐野市の清酒開華スタジアムで小雨が降るなか行われ、福岡県が大阪府を接戦で下し、優勝した。栃木県は優勝した福岡県に準決勝で敗れ、3位だった。
ラグビーの少年男子は、30分ハーフの15人制で行う。試合は、開始10分で大阪がトライを先制するなど前半戦は大阪が優勢に進めた。後半戦は、開始早々に福岡がトライを決めるが、すぐに大阪もトライで応酬。互角の戦いが続いていたが、終了10分前に福岡がペナルティキックを決め、大阪を逆転。18-17の僅差で勝利した。
松井裕平監督は、「感動が大きかった。大阪は強かったです。厳しい状況のときに選手がよく冷静に対応してくれました。ピンチのときにどうするのか。いつも自分で考えるトレーニングをしてきました。その成果が出たと思います。3年ぶりの国体に出られたことや会場を準備してくれた方々にみんな感謝しています」と選手たちの成長をうれしそうに語った。
ラグビー少年男子で優勝した福岡県チーム(6日、清酒開華スタジアム)