3年ぶりの開催となった国民体育大会の開会式で最後に入場行進する栃木選手団=1日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ
第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」は1日、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎに天皇・皇后両陛下をお迎えして総合開会式が行われた。両陛下の地方訪問は約2年8カ月ぶりで、新型コロナウイルス感染拡大以降初めて。栃木での国体の開催は、1980年の「栃の葉国体」以来42年ぶりとなる。10日まで熱戦が繰り広げられる。
開会式では、役員・選手団の入場ののち、航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」による祝賀飛行も披露された。天皇陛下はごあいさつで、「新型コロナウイルスの感染拡大後は、国民体育大会も2年間開催できませんでした。その間に準備を重ねてこられた皆さんの努力を多といたします」と選手の苦労をねぎらった。
栃木国体で祝賀飛行を披露するブルーインパルス